今これを書いている私は、ブログタイトルのようなふわふわっとした日々を手に入れたいと、真面目に考えている。
一番は世間の目を離れ、引きこもって暮らしていたいが、そこまで裕福でもないので無理だった。
失うものが何もない「無敵の人」になって世間様に迷惑をかけたり、変死体となって発見されるのは気が引けたのもある。
もちろん死なない理由だってある。
自殺失敗による後遺症が怖いのであった。もちろんかの有名なベストセラー「完全自殺マニュアル」は読了してのことだ。本書を読んで結果分かったことは、100%の確率で死ねる方法はないということである。
いやいやいや、この世が嫌で自殺するのに、死に損ねて生き恥を晒す可能性があるのかと。
さらに、医療機関のお世話になってさらに金を使わないといけないのかと。
冗談じゃない。これが、自死に至らない理由であった。
仕方なく生きるために労働を始めるが、要領があまり良くないので、これまた長続きしない。
アルバイトはもちろんのこと、社員になっても仕事ができない。
面接には受かってるじゃないか、クビにはなってないじゃないかと思った方もいらっしゃるだろう。
例えばアルバイトだが、受かったところは激務薄給で、常に労働力を必要としているところだった。私みたいなのでも雇ってくれるが、後がキツい。
罵詈雑言の嵐、ほかのアルバイトがいる前で罵倒されるのは日常茶飯事であった。仕事とはこんなに辛いものかと泣く日々である。
辞めなかった理由なんて、ここを辞めたら雇ってくれるところなんてないという恐怖感からだ。
しかし、耐えていればいいことがあった。ブラック耐性が身につくのだ。この泥水をすするような経験から、耐えられそうなブラック職場がわかってくる。まさに底辺を這う人間のライフハックだ。
このブログでは、明らかにこの世で生きるのに向いていない男が、どうやって自らが納得する暮らしを手に入れられたかを書いていきたいと思っている。
そして、私みたいにひっそりと生きている人が読んで前向きに生きていければいいととも思っている。読んでいただけたらとても嬉しい。
