朝だ。

朝7日夜7日、間違えた朝なのか夜なのかわからん。

 

 

 

 

 

職場の元気なおっちゃんが起き出す時間ですよ。このくらいに起きて朝日撮ってるらしい。いや元気。

 

 

 

 

今、何考えてるかってね、今の頭で中2に戻って情緒を育みたいと思ったんよ。

 

 

 

 

 

映画【14の夜】見てフフってなってな、そう思った。

 

 

 

 

俺はおっぱい揉むことに対してそこまで必死にならんかったし、ヤンキーにボコボコにされたり、夜のプールに飛び込んだりせんかったんよ。

 

 

 

 

ダセエ青春として描かれてるワンシーンひとつひとつが、もう眩しいのよ。

 

 

 

 

でもそっからまたふと考える。

 

 

 

 

 

 

またあの先行きのわからない時代に戻るのかと。

 

 

 

 

俺はサラリーマンになって安定した収入を得る、それ以上の未来は望んでいないくせに新卒の重要性もわかってなかったあの頃に。

 

 

 

 

 

どっちに転ぶかわからなくて、とにかく人並みの生活が約束されていないあの頃に。

 

 

 

 

 

と、考えたらオッサンになって大体の未来が見えてきて、どこで踏ん張ればいいかも予想がついてきた最近の方が幸せなんじゃないかと思えている。

 

 

 

 

 

余命は確実に短くなったが、若さは確実に失われたが、この渋くて淡々とした灰色とコゲ茶色のグラデーションの毎日が、少し楽しい。

 

 

 

 

 

今更になって転職活動をし、就職活動の時ほどの焦りもなく面接をしている日々は、大学以上のモラトリアムだ。

 

 

 

 

いっぺん働いた後にもう一度就活したいという気持ちはあって、ある意味その通りになってるからいい人生なのかもしれん。

 

 

 

 

というわけで、寝る。

 

 

 

 

 

良き人生に乾杯。