他者の話とすごく嬉しかった事件

時間だけはたっぷりある失業者なので、今までの仕事ぶりを考えてみた。

 

 

 

 

 

そして、これからどうやって働いていくかを考えてみた。

 

 

 

いろいろな面から考えたので3時間くらいかかった。

 

 

 

 

 

 

 

苦しいことを思い出したりもしたので、メンタルがやられないように慎重に慎重に考えていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細かいところは端折るが、非常にシンプルで非常に当たり前の結論になった。

 

 

 

 

他人に感謝され、お金を払ってもらえるような仕事をするということだ。

 

 

 

 

何を当たり前な、と思うかもしれないが、実は恥ずかしいながらこれの本質がわかっていなかったのだ。

 

 

 

 

 

いつも仕事ができる俺スゲー!が中心に来ており、他者というものが仕事に存在していなかった。

 

 

 

 

いや厳密に言えばそれは仕事ではなく独りよがりなのだが、私には区別がついていなかったのである。

 

 

 

 

 

プリント一枚作るにしても、資料一枚配布するにしても、そこに他者の想定がない。他者への配慮がない。

 

 

 

 

よくそんなんでやってこれたなと思う読者もいるかもしれないが、やってこれてないから今失業者なのである。私は仕事をしているフリだけであり、一人で満足しているだけだったのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

これをなんとかするために、私はテクニック的なこと、ライフハック的なことをを離れ、自分の生活を見直すところから始めようと思ったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

要するに、これをしなかったら考え方の根本が間違っているから、その上に何を積み上げてもふとしたはずみで砂上の楼閣のように崩れていってしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

恥ずかしいよ。

 

 

メンタルにくるよ。私はこんなことからやり直さなきゃいけないのかと嫌になることもある。

 

 

 

けど、今からでもやり直しは効くと思って頑張る。

 

 

 

決して自己陶酔ではないやり直しを、他者を意識したやり直しをしてみようと思うのだった。

 

 

 

 

 

 

それこそ小学生の通知表レベルからね。

(思いやりがありますか、とか、人の話が聞ける、とか)

 

 

 

と、三十路のおっさんが子供のような決意をしつつ代官山から家路に着くのであった。

 

 

 

 

そんな自分史上結構な決意をした後、私が楽しみにしていたライターさんのライブ配信をきいていたら。

 

 

 

 

 

な、なな、なんと!

 

 

 

 

私が投稿した質問が読まれたのである!事件だ!!

 

 

 

 

 

そして、私の真剣な質問には真剣に返してくれた。思った通り誠実な人柄が見えて、さらに好きになったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

真剣に生きていると、みてくれている人はいるものだ。いいことはあるものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また明日からも生きる。頑張ろう。